真夏のクリスマス!ブラジルのハバナーダ2020.09.24
ブラジルのクリスマスは、真夏にやってきます。
だからちょうど夏休み、ブルジルの人たちはバカンスを取り、サンタの水着を着て、サーフボードでクリスマスを楽しむのです。
今回は、そんな夏のクリスマスを彩る「ハバナーダ」という、パンのお話。
夏のクリスマス、街はゴーストタウンに!
ブラジルでは、クリスマスのことを「Natal(ナタウ)」と、呼びます。
ナタウは「誕生」という意味を持つ言葉で、キリスト教の国ですから、イエス・キリスト誕生を祝う意味があるんでしょうね。
今回の主役パン「ハバナーダ」は、フレンチトーストそっくりのパン。
ブラジルの人たちは、夏のクリスマスが大好き! ターキーやチキンの丸焼きなど、豪華な食事を食べた後は、このスイートなパンな食べて、贈り物を交換したり、一年でいちばん華やかな時を楽しみます。
ところで、ハバナーダって一体どんなパンなのでしょう?
実は、日本のフレンチトーストそっくりのパンなのでした。
クリスマスを彩るフレンチトースト
ハバナーダは、ブラジルのクリスマスを彩るパン。
ただし、日本のフレンチトーストとは違って、シナモンと砂糖がたっぷり入っています。
地方によっては、ミルクに練乳を入れた液の中にパンを浮かべ、たぷたぷと浸して油で揚げるんだそうですよ。
日本のフレンチトーストより、スーパー甘そう〜!
スイートで、重量感たっぷりの揚げフレンチトースト。仕上げには、さらにシナモンシュガーを振りかけます。
これがブラジルで大人気。
大人も子供も、クリスマスはハバナーダを頬張って、おいしい夜を過ごすのです。
ハバナーダ専用のパン
ハバナーダのパンは、一見フランスパンに似ています。ですが、実はちょっと違います。
このパンは、『ハバナーダ専用のパン』
ブラジルでは11月からスーパーに、このパンが並びます。
ハバナーダ専用なだけあって、まるでクレールブリュレのようなとろ〜りとした食感なんですよ。卵液がじんわり美味しく広がるようです。パンに合ってるんでしょうね
おーーいし〜。
気温は32度もあるという、ブラジルの夏のクリスマス
ブラジルのサンタは半袖、半ズボンでやってくるのでしょう。陽気な夏のサンタには、スイートなハバナーダが似合いますね。
ブラジルの聖夜の宴
ブラジルのクリスマスの夜は華やか
おいしい料理を食べて、贈り物を交換したり。賑やかに楽しむのが、ブラジル流。
この日は誰かが誘った見知らぬ人も、クリスマスパーティーに参加する、なんて事もありますよ。それでも楽しくすごせてしまうのは、ブラジルの優しい風土ならではのこと。クリスマスは特別な日。この日は、みんなが家族なのです。
ブラジルでは、都会でも田舎でも多くのお店がお休みをして、家族でクリスマスを過ごします。
24日には、ドライ・フルーツやナッツをつまみ、12時からクリスマス・イブのパーティーが始まります。なんだか楽しそうですね♪
ハバナーダは、そんな聖夜を彩るスイートなパンなのでした。
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