ラスク特集vol1.〜ドイツ発祥のパン〜2017.03.04
カリッと香ばしくてほんのり甘いおやつ、ラスク。ラスクはどこの国から生まれたものなのでしょうか?今回はラスクについてお伝えします。
ドイツでラスクといえばブランツラスク

ラスクの発祥はドイツ。ドイツ語ではZwieback(ツウィーベック)といい、ラテン語のbiscotto(ビスコット)が語源で、「2回焼いたパン」という意味があります。2度焼くことで通常パンに含まれる水分45%が4%に減らすことができます。水分を減らすことによって保存が利くので、かつては軍隊の保存食として作られたそうです。ドイツでは、胃腸の調子が悪い時にラスクを食べるほど消化もいい食べ物です。
ラスクの誕生

では、ラスクはドイツの誰が発案したかというと、ドイツのBrandt(ブランツ)社だと言われています。
Brandt(ブランツ)社は、1912年、ヨーロッパ最大の文化圏のひとつでもあり、ドイツで最も人口が多いノルトライン・ヴェストファーレン州で、パン職人のCarl Brandtが開業しました。ドイツでラスクといえばブランツラスクと言われるほど馴染み深いブランツラスクは、ドイツの朝食として食べられているほか、現在も常備菓子として親しまれています。このブランツラスクにはプレーンなシュガーラスクのほかにも、ココナッツやドライフルーツ、チョコやアーモンドなど、いろいろな味のラスクがあります。
簡単にすぐできるラスクの作り方
2度焼いたパンと聞くと、自宅でもできるのでは?と思ってしまいます。そこで、簡単にできるラスクの作り方をご紹介します。余ったパンでできる上に保存も利くので、一石二鳥ですね。
材料 (24枚分)
食パン 3枚
砂糖 20g
バター(or マーガリン)20g
1, バターを室温で溶かし、柔らかくなったら砂糖を混ぜる
2, 食パンを半分の薄さに切り、4等分する
3, 耐熱皿に並べてレンジで2分
4, 水分がとんで少し硬くなったら食パンを裏返してさらにレンジで1分半
5, 水分がとんでサクサクになったら、1のシュガーバターを塗る
6, オーブントースターで1分半。シュガーバターが溶けてこんがり焼けたら出来上がり
溶けたシュガーバターとカリっと香ばしいパンの食感は相性バッチリ。食パンがあっという間に甘いおやつに早変わりですね。消化もいいので、お子さんや高齢の方にもいいおやつです。是非一度お試しください。
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