青の都で食べる!サマルカンドパン2020.08.20
ウズベキスタンにあるという「青の都」を知っていますか?
シルクロードの中継地点となるこの土地は、古代より大切な場所でした。
今は世界遺産となったサマルカンドでは、巨大なパンを朝食べるんだそうですよ。
その名も「サマルカンドパン」
古都サマルカンドで芽生えた
文明の面影をのこす、サマルカンドパン。
今回は、うつくしい『青の都とパンのお話』です。
地球でもっとも美しい、青の都
青の都、サマルカンド。
ここは、かつて13世紀。チンギスハン率いる、モンゴル軍に滅ぼされたあと、廃墟になりました。その廃墟を、ウズベキスタンの英雄『ティムール』が、ふたたび栄華をほこる都へと、復興させたのです。
この建築は「サマルカンド・ブルー」と呼ばれ、「空以外に比べるものはない」と詩人に謳われるほど、紺碧のタイルは絶賛され。街の人たちに愛されました。
天空の覇者を思わせる、この青の都では
びっくりするほど、巨大なパンが食べられていました。
まるで、大きいクラゲのような形の「サマルカンドパン」
デカイ! とにかく、デカイです。
人の顔より大きいので、数日かけて食べなければなりません。ビックサイズでお腹にずっしり。すっごく食べ応えのある、青の都のパンなのでした。
水と空の色を示す、青のタイル
青の都の『青』は、水と空をイメージして作られました。
天への憧れと、平和を意味するその『青』は、中国の陶磁器とペルシアの顔料が交わりあって出来たのです。青のタイルで紡がれた建築は、まさにアート作品。
この都で旅をする人には、ぜひ!
地元のマーケットへ足を伸ばしてほしいと思います。
ここのサマルカンドパンは、全長40センチほどの大きさ。ちょっとした猫さんくらいの大きさで、一度ではとても食べきれません。
ふっかふかのサマルカンドパンは、温かくておいしい〜!
食パンにすると、5枚くらいの分量があるとか。もちもちズッシリのパンですが、味は絶品。
夢のような青の都、サマルカンドは、西遊記で有名な『三蔵法師』も、この街を旅した事があるとか。
360度、青の世界を眺めながら
ゆっくりと愉しみたい、パンなのでした。
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