ドイツ発祥のパン〜プンパニッケル〜2018.04.04
プンパニッケルは、パンの国ドイツで生まれたパン。
ライ麦100%で、噛むほどにあじわい深く、おいしいのです。
今回はドイツの長い歴史を秘めた、プンパニッケルの特集です!
軍の携帯食料にも活躍したパン
プンパニッケルは一見すると、まるでレンガ。
チョコレートのように真っ黒な色に、壁や土を思わせる風貌ですが
ドイツの伝統的なパンなのです。
封をとくと、芳醇なライ麦の香りがかぐわしく、コアなファンもいるのだとか。
実はこれが、ドイツ人の主食なのです。
全粒ライ麦100%、同じドイツ生まれのパン「ロッゲンシュロートブロート」の一つに、分類されています。
このパンは栄養価が高く、ヘルシーで、長持ちするし、安いのに少し食べただけでお腹いっぱいになるので、楽天なので常時購入するファンもいると聞きます。好きキライは分かれますし、クセのある味ですが、食べ方や食材の合わせかたで、とてもおいしく変身するそうですよ。
どっしりとして、少しの分量で満腹感が得られるので、ドイツ軍の携帯食料としても活躍していました。
蒸し焼きに20時間かかるパン
プンパニッケルは、焼きあがるのにとても時間がかかるパンです。
型に入れて、短くて4時間。
長いと20時間かかります。焼きあがるまで、お湯を張ったオーブンで蒸し焼きにします。
サワー種独特の酸味と、ライ麦特有の甘みがあります。レンガのようにしっかりと詰まった中の層は、水分が多く含まれているので、もっちり、しっとり。
また原材料にカラメルを使っているので、やわらかなカラメルの甘みも感じます。
それにしても、焼くのに20時間もかかるなんて、トンデモ工程ですね。驚きました!
魅力は、どっしりとした味
ふわふわのパンとは違い、このプンパニッケルはどっしりとした食べ応えと、栄養価が高いのが特徴です。
賞味期限が1年前後と、かなり日持ちがするので、備蓄用に買いだめしておく人に向いてますね。
このパンは、そのまま食べるよりトーストして食べた方がおいしいですよ。
オススメの食べ方を、ご紹介しましょう。
オススメの食べ方
焼くと酸味が減り、噛み応えが増すので、トーストする人が多いですね。
薄くスライスして、バターを塗り、サーモンやチーズ、ポークを挟むもよし、オープンサンドにして食べるもよし、他にはこういった食べ方もあります。
・クリームチーズ×スモークサーモン
・スライスチーズ×薄切りにしたきゅうり
・クリームチーズ×ラムレーズン×くるみ
・クリームチーズ×きざんだ沢庵×マーマレード
・アプリコットジャム×ホワイトチョコ
少しクセのあるプンパニッケル。少しの工夫で、おいしく変身するので、ぜひ召し上がってみてくださいね〜!
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