ブール特集vol1.~フランス発祥のパン~2017.05.16
驚いたことに、フランスパンにはバター、卵、砂糖が使われていません。
まずはフランスパンの基礎知識から、ご説明しましょう。
フランスのパン屋さんは、小麦粉、塩、酵母(イースト)、水だけを使い、フランスパンを作るそうです。フランスのパンが固いのは、その影響なのだとか。日本のパンと、ずいぶん違いますよね。
大きなバケット小さなブール
卵などを使わずに、生地の量や成型方法を変えて、いろんな種類のパンができました。
形によって食感が変わるせいか、同じ生地のはずなのに、味までちがって感じられます。
フランスパンの不思議ですね。
ブールの材料も、フランスパンの代表である細長いバケットと同じなのです。
ブールとバケット、材料はいっしょなのに味も形もまるで違います。
焼き上がりの時間は、小さなブールの方が大きなバケットよりもかかるといいます。
それもまた、不思議な感じがしますね。
ボールという名で呼ばれて
ブールはフランス語で「ボール」という意味。
フランスではとても歴史あるパンで、パン屋を意味する「ブーランジェリー」、パン職人を意味する「ブーランジェ」の言葉が語源になっているとか。
ボールという名前にふさわしい、丸い形の表面には、クロスカットの切り込みが入っています。
フランスパンらしい、バリバリとした固さはあまりなく、ふっくらと美味しいのが特徴です。
丸ごと食べるシチューパン
ブールの美味しい食べ方を、伝授いたしましょう。スライスしてトーストにしても、サンドイッチにして食べるのも美味しいのですが、丸い形を利用して中身をくり抜き、
ビーフシチューなどを入れて味わうのもオススメですよ。
シチューが染み出さないように、パンの底にスライスチーズを敷くといいと思います。
具材は食べやすいように、野菜は1センチ角に切って。
ゴロゴロ野菜が入ったビーフシチューを、ブールに入れて。
丸ごと食べられるシチューのできあがりです。見た目もお洒落で、かわいいですよね。
長く愛されてきた歴史あるフランスパン、ブール。貴方なりの食べ方も、研究してみてくださいね。
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