マフィン特集vol.1〜アメリカ発祥のパン〜

マフィンは、アメリカ発祥の焼き菓子です。

一見カップケーキに見えますが、マフィンはケーキの種類ではなく、パンの種類と位置づけます。
いろいろな種類の粉を使用し、生地に抱き込ませた空気や膨張剤の膨化力で膨らませて作られます。
簡単に誰でも作れることからアメリカでは、「quick bread」と呼ばれることもあります。

とにかく食べ応えがあるので、甘いマフィンはおやつにぴったりですし、甘くないマフィンは軽めのランチにもってこいです。
よく映画やドラマのパーティーシーンで出てくるのも目にしますね。こちらはアメリカドラマ「Sex and the City」で、マグノリアベーカリーの前でマフィンを頬張ったシーンです。アメリカでは国民的食べ物と言っても過言ではありませんね。

マフィンは、生地をそのまま焼いたプレーン以外に、フルーツやナッツ、チョコなど、バリエーションが多様です。
フルーツやその他のバリエーションの甘さを考慮して、マフィン生地自体は砂糖控え目になっているのが、マフィンの特徴です。

マフィンの語源は、マフ（英語：muff）から来ているようです。
従来貴婦人をあたためた「マフ」の代わりにてを温めるものとして「マフィン」と呼ぶようになったそうです。
美味しいマフィンを食べて心を温めるという意味なのでしょうか。

今や日本人にとってもメジャーな菓子パンの一つに挙げられるマフィン。
おやつのお供として今日も多くの人に愛されています。