ヨーグルトの国!ブルガリアのパン「ポガチャ」2020.01.02
ヨーグルトで有名な、ブルガリアの主食はパン。
「パンが、命を支える国」なのです。
だから、ブルガリアの人はパンのことを、とっても大切に思っていました。
今回は、ヨーグルトだけじゃない!
パンが大好き♪ブルガリアのパン「ポガチャ」の特集です!
ゴハンのおかずに、パンを食べる国
ブルガリアの人にとって、パンは日本でいう「米」のような存在。
食卓にはいつもパンがあり
スープにパン、サラダにパン、ご飯にさえパンがついてくるのです。主食×主食とは、凄い国ですね!
街の至るところにパン屋があり、毎日パンを焼く人もいるほどに、国民的にパンが大好き!
たくさん食べるので、パンを1キロ買う人もいるほどなのだとか。
パンはブルガリアの人にとって、特別な存在なんですね。
大切な日に食べるパン、ポガチャ
ブルガリアの伝統行事には、欠かせないパンがあります。その名は〜ポガチャ〜
ポガチャとは「暖炉で焼くパン」という意味があるそうです。
丸い形をした、ヨーグルト入りのパンで、ほんのり甘くふっくらとしていいます。子供たちにも大人気♪お客様をおもてなす為の料理なので、工場ではなく、家庭で焼いて作られる、パンなのでした。
銀のコインの入った、特別パン
ポガチャは、ブルガリアのクリスマスイブを彩る大切なパン。
ポガチャの中に、銀のコインを一枚入れて、家族で一番の年長者がこのパンをちぎります。そして、最初の1切れは聖母マリアの前に、置くのです。
クリスマスに焼くポガチャは、他の祭日に焼くパンよりも、豪華! チーズ、バター、ナッツを入れて、パンの表面に、華やかな模様がデザインされて焼き上がります。
イブのポガチャは特別に、パン生地でこしらえた果物、小麦、十字架などで華やかに装飾されます。そうして、切り分けられたパンの中に、銀のコインが入っていた人は、一年しあわせが続くと伝えられています。
今も脈々と続く、ブルガリアの幸せな伝統とパンなのでした。
ポガチャを割って、結婚しよう!
古のブルガリア人は、農家の収穫が豊かであるように、みんなが元気であるようにと願い、大切な日にこのポガチャを焼きました。
今でもその風習が残っていて、結婚式でも祈りを込めてポガチャを焼きます。
結婚式に、このポガチャを使って行われる儀式も残っていたりして、面白いですよ。
結婚式中、新郎新婦は背中あわせにな立ち、手をまっすぐ上にあげて、二人でポガチャを持ちます。
せーの! で、新郎新婦はポガチャを引っ張り、割ります。
そのとき、残ったポガチャの欠片が大きい方が、家族のリーダーを引き受ける。というルールになっていました。
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