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英国式アフタヌーンティーとパンの話2019.12.06
優雅な午後をすごすなら
英国式アフタヌーンティーは、いかがでしょうか?
香りのよい薔薇の紅茶に、サンドイッチやスコーン。今回は、夢のような時間を愉しめる、英国式アフタヌーンティーとパンのお話です!
アフタヌーン・ティーを生んだ公爵夫人

インスタ映え映えなビジュアル空間が求められる、昨今。
ラグジュアリーで、優雅なひとときが愉しめるアフタヌーンティー。薫り高い紅茶と、とびきりのスイーツが「映える」ということで、今あらたに人気のメニューとなっていますよね♪
アフタヌーン・ティーという習慣は、1840年頃、イギリスの公爵夫人、アンナ・マリアによって誕生しました。
当時の英国では、ごはんの回数が1日2食と決まっていました。お腹ペッコペコになりそうですね〜。
その頃の貴族の食生活から、紐解いてみましょう!
1日2食!貴族の食事

アフタヌーンティーがこの世に誕生する前の、英国貴族の食生活はコチラです♪
1.朝食
盛りだくさんの朝食。別名、イングリッシュ・ブレックファーストと呼ばれる。
2.昼食
ピクニックなどで、少しのパン、干し肉、フルーツなどで軽めのランチ。
3.夕食
ディナータイムは、なんと夜の19〜21時頃!
この当時の貴族は、オペラやクラシック・コンサート、クラシックバレーを楽しむ習慣があったために、夕食がとっても夜遅かったのです。
ランチからディナーまでの時間が空きすぎだったのでしょう、公爵夫人、アンナ・マリアも毎日お腹をペッコペコにさせていました。
この空腹感をなんとかするために、「午後の3時〜5時の間」に、紅茶にサンドイッチ、お菓子を用意して食べることを初めたのです。これが、アフタヌーンティーの起源となりました。
それは、貴族の社交場から

アンナ・マリアは女王の側近として、女官を勤めていました。
とても社交的な彼女は、なんと年間1万2000人ものお客様をもてなした、という記録があるほどです。
ビックリな人脈ですね。
この数字はリアルで計算すると、1日あたり30人のペースで会っていなければ、こなせない数なのです。凄まじい数字ですね!

アンナ・マリアは数多の客人に、毎日アフタヌーンティーでおもてなししていました。その部屋はドローイング・ルームと呼ばれ、「貴族の社交場」として、英国の話題となっていったのです。
午後の紅茶の貴婦人は、誰?

「キリン 午後の紅茶」のペットボトルに刻まれている、この貴婦人は誰でしょうか?
彼女こそ、アフタヌーンティーの創始者である「アンナ・マリア」なのです。
「透明で濁りのないきれいな紅茶色」を実現したおいしい紅茶は、コンビニでも毎日見かけますよね♪ このお茶の発売はなんと、1986(昭和61)年。
とてもロングセラーな紅茶となりました。
アンナ・マリアのラベルを見かけたら、アフタヌーン・ティーの歴史をふと、思い出してみて下さいね♪
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