食べられる、つり革パン!京都市電カフェ
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Let’s パン Life!

食べられる、つり革パン!京都市電カフェ2018.12.04

『食べられるつりわ、あります』。
そんな衝撃の広告、ありました。

京都に、「市電カフェ」があるのをご存知でしょうか?
明治28年から昭和53年までの間、京都市内で走っていた市電がカフェになって登場しました。レトロかわいい車内では、なんと“食べられる”つり革パンが販売されていたのです。今回は鉄道ロマンあふるる電車フード、つり革パンの特集です。

鉄道ロマン!市電カフェ

日本で最初に電車が走ったのは、京都でした。
そんな京都にある梅小路公園には、電車のレジャースポットがあります。ここには「京都鉄道博物館」や、「市電ひろば」があって大人も子供もたのしい場所。

この市電ひろばには、かつて京都市内を走っていた路面電車のうち、4両が展示されていました。そのうちの1両が、今回の特集である「市電カフェ」。カフェだけど、ちゃんとレールの上に停車している所が、またかわいいですね。

レトロな趣はそのままに、復活!

市電カフェは、1978年9月30日までリアルに京都の街中を走っていたという、路面電車「500形505号車の廃車両」を、リノベーションして復活させたカフェ。
廃線になってから46年の時を経て、電車の内装をリフォームし、再利用することに成功しました。

テイクアウトはもちろん、車内でも飲食が可能なので、ちょっと立ち寄ってみたくなりますね。車内の片方は、カウンター席に改造されているものの、レトロな電車の雰囲気はそのまま。ここで、噂の「つり革パン」を食べてみましょう。

香ばしい!カタカタつりわぱん

「食べられるつりわ」と名高い、「カタカタつりわぱん」。
デザインは、電車のつり革そっくり!1個250円。5個入りだと1250円です。賞味期限は10日もあるので、お土産にもオススメですよ。

なんと、電車の中でぶら下がっているつり革の中に、「カタカタつりわぱん」が紛れ込んでいました。ひとくち食べると、おーけっこう堅いです。味はシュガー、ザラメ、ごま、など数種類。香ばしくて本当においしい!

電車の中でつり革にかぶりつけるなんて、不思議な光景ですよね。

46年の眠りから醒めて、もういちど

車内の飴色アンティークな内装が、レトロモダンで洒落たお店でした。廃車後46年眠っていたという、市電カフェ。こんな風に、かつて愛された車両がもういちど、お客さんを乗せてカフェとして復活するなんて。あたたかいお話ですよね。

京都にいったらぜひ一度、立ち寄ってみてくださいね。


名称●市電カフェ
住所●京都府京都市下京区観喜寺町1‐15 梅小路公園内 市電ひろば505
営業時間●10:00~18:00
定休日●年末年始
facebook●https://www.facebook.com/shidencafe

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