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高知のソウルフード!ぼうしパン2019.01.12
高知のソウルフード、「ぼうしパン」を知っていますか?
それは名古屋でたとえるなら、コメダ、スガキヤの立ち位置にあたるパン。

そのくらい、高知では愛されているご当地パンなのです。
フワッフワのパンをカステラ生地でくるんだ、なかなかに美味しいスイーツ。今回は、高知のぼうしパン特集です!
食べられる帽子

ぼうしパンは、高知の「リンデル」というパン屋さんで誕生しました。なんだか麦わら帽子のようなデザインが、カワイイですね。
食べると、丸い部分はフワッフワ。
帽子のツバの部分がカステラで出来ていました。カリッとサクサク、香ばしい!これは、おいしいですよ〜。

このぼうしパンには、意外な誕生秘話があったのです。
大ヒット!メロンパンの失敗から誕生したパン

このぼうしパンは、昭和30年。
高知の人気ベーカリーである、(株)永野旭堂本店リンベルがメロンパンを作っていたところ、1つだけクッキー生地をのせ忘れて発酵してしまったのが、キッカケでした。
発酵後にクッキー生地をのせて焼いたところ、麦わら帽子のようなデザインで焼きあがったのです。これが、ぼうしパン誕生のキッカケになりました。

このパンを「商品化してみよう!」と思い立ち、何度も何度も試行錯誤をくり返して、クッキー生地をカステラ生地に差し替えて焼いてみたところ、シンプルな甘さがおいしい〜パンが誕生したのです。
はじめの名は、カステラパン
発売してみたところ、これが大ヒット!最初は「カステラパン」という名前で、発売されていました。

いつしか、お客様の間で「ぼうしパン」と呼ばれるようになり、それが定着したんだそうですよ。それは瞬くまに県内中に広まって、高知県のソウルフードとなったのです。
かぶれる大きさ!デカぼうしパン
ぼうしパンは試行錯誤をくり返し、
高知の大人から子供まで、愛されるパンへと成長を遂げました。

今はプレーンな味だけでなく、クリーム味、あんこ味など多彩なバリエーションが楽しめるようになったのです。他にも要予約ですが、大人がかぶれるほどのビッグサイズぼうしパンも登場!
デカぼうしパンは、直径が15cm〜20cmほどもあります。
本当にかぶれそうですね、デカイ!誕生日や、ちょっとしたプレゼントにも華やか。インスタ映えしますよね。
いかがでしたでしょうか?
ぼうしパンのキャラクターはなんと!アンパンマンの原作者、やなせたかし先生がデザインされています。
その名も「ぼうしくん」。

やなせ先生らしい、キュート感あるキャラクターですよね。なんだか、ほっこりします。高知に旅をすることがあれば、ぜひぜひ「ぼうしパン」ゲットしてみて下さいね。
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