中国の不思議トッピング食材!肉松
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パンの知識・教養

中国の不思議トッピング食材!肉松2019.10.28

「肉松」を知っていますか?

中国ではメジャーな食材で、パンに乗せたり、そのままオヤツで食べたり、お粥やケーキに混ぜたりもするという、とにかく不思議な食材なんです。

今回は、肉松パンの不思議に迫ります♪

ローソン、それは肉松の名前

ローソン、というと何を思い浮かべますか?
まずはコンビニ。普通はそうですよね

中国でローソンといえば、「肉松」です。

肉松はカンタンに言うと、豚肉のでんぶ
肉のドライフードで、砂糖と醤油をベースにした甘辛い味をしています。

パッと見のビジュアルは、鰹節の粉末かとろろ昆布のよう。中国独特のトッピング食材なので、知らない方がほとんどだと思います。

まずはこの作り方をお教えしましょう♪

パンもケーキもお粥も、肉松!

これは桜でんぶ。この茶色バージョンが、肉松です。

豚肉を長時間かけて、じっくり煮込み
砂糖や醤油で味付けをし
パラパラになるまで水分を飛ばして、細かい繊維になるように裂き、乾燥させたらできあがり!

とっても便利なトッピング食材で、かけて食べるメニューのバリエーションが驚くほど豊富なんです。

まずはパン、サンドイッチの具材、お粥、ドーナツ、ケーキ、高野豆腐、餅、肉まんの具材、
のり巻き、ピータン、ごはんにかけて食べるのもアリなんだそうです。
本当に豊富ですね♪

異常に売れる!肉松パン

「肉松」のワードでググると、「肉松、マズイ」といった検索ワードも多く出現します。

日本人の舌には、あまり馴染みのない味なのでしょう
合う、合わないがハッキリしてるのではないか、と思います。

ところがこの肉松、中国では異常な人気!
まさにソウルフード! といった所なのでしょう。フワフワした肌色の肉味パウダー「肉松」は、肉なのにも関わらず、生クリームたっぷりのカステラサンド等にも、ふつうにトッピングされています。

クリームon肉とか、ちょっと日本人には謎すぎる合わせ技ですよね。ですが、中国人はスイートな甘いものも大好き!ここで、中国のお茶についての話を少しいたしましょう。

すべてのお茶が甘い!スイート烏龍茶の話

中国へ旅をしたことがある人は、わかると思うのですが
中国のお茶は、100%の確率でスイート。

紅茶、コーヒー、烏龍茶、緑茶、すべてのお茶というお茶のペットボトルが「甘い」のです。

国が変われば嗜好が変わる
スイートな肉をケーキやパンにトッピングするのも、中国では決して、不思議な事ではないんですよね♪

肉松をふりかけたパンは、まるでカレーパンかコロッケのよう。中国のスーパーには、必ずあるという「肉松」。
甘党な方ならひょっとして、おいしく食べる事ができるかもしれませんね。

中国のローカルパン屋さんは、量り売りの店が多いという事なので、1元(10円)くらいからお試しで買ってみても、楽しいかもしれませんね♪

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