パンの知識・教養

パンの商品表示一覧2016.11.07

パンを選ぶ際に、商品に添付されている商品表示を見て購入されていますか。
平成27年4月から食パン、菓子パン、その他のパンで、容器包装に入っているものには、必要表示事項が設けられており、これは事業者がパンを販売するためには必ず表示しなければならない事項で、多くは包装されているパンの裏面にシールで貼ってあります。

このパンの商品表示を理解することで、パン好きの方が今よりも更にパンを選ぶ楽しみが増えるのではないかと考え、パンの商品表示一覧を解説してまいります。

・名称(品名)
パンの種類を明記してあります。例としては、「菓子パン」や「食パン」などが挙げられます。

・原材料名
パンが作られた原料と材料を明記してあります。表示は製品に占める重量割合の多いものから順に記載されています。パンの原材料名としては、小麦粉 、きび糖、バター、脱脂粉乳、天日塩、パン酵母などが挙げられます。

・添加物
添加物は、パン製造の際に添加する物質のことです。こちらも重量割合の多いものから順に記載します。イーストフードや乳化剤、臭素酸カリウム、フラワーペーストなどが挙げられます。

・アレルギー表示について
小麦や卵、乳、そば、落花生などアレルギー表示が義務付けられているものが表示されます。微量に使用されている場合でも表示されますが、念のため原材料の欄もご確認ください。

・内容量
「○枚」、「○個」など数で表示されます。1個のものは省略されている場合もあります。パンによっては重量が表示されておらず、これは同じ種類のパンでも、切り方や部位によって、重さが均等になるとは限らないからです。

・消費期限
定められた保存法で保存した場合、安全に食べられる期限で、「13.10.1」または「25.10.1」などと西暦か年号で表示されています。

・賞味期限
定められた保存法で保存した場合、期待されるすべての品質が保持される期限。しかし、期限を越してもすぐに品質が落ちるというわけではありません。こちらも「13.10.1」または「25.10.1」などで西暦か年号で表示されています。

・保存方法
購入後のパンの保存方法が記載されています。よく見かける表記ですと、「直射日光及び高温多湿を避けて保存してください」などがあります。常温保存の場合は省略されていることがあります。

・原産国名
商品が輸入品の場合に記載されています。国産品は表示を省略されていることもありますので、記載がなければ日本産だと理解していただいて大丈夫です。

・製造者の名称と住所
販売者の名称と住所が記載してあります。輸入品の場合は、原産国名、輸入者の名称、住所が記載してあります。

・製造者の名称の製造所の住所
製造者の名称と製造所の住所が記載してあります。

・栄養成分表示
食品単位当たりの熱量、たんぱく質、脂質、炭水化物、ナトリウムの分量が記載されています。カロリーや炭水化物などを確認してバランスの良い食事を心がけてください。

商品表示の役割

商品表示の規約を義務付けることで、悪徳業者の虚偽や誇大な商品表示を防止することができます。この商品表示がなければ、A店が厳選した健康に良い原材料からパンを作っていても説得力がなくなってしまいます。公平に商品表示のルールを設けることで消費者が安心して商品を選ぶことができるようになり、業者側もインチキができなくなり、公正な競争を確保することができます。

商品表示のことを一通りご説明致しましたが、いかがでしたでしょうか。

次回パンを手にとった時には、商品表示一覧をチェックしてみてください。
きっとパンへの興味が広がっていくと思いますよ。

では、お読みいただき、ありがとうございました。

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愛知県で30年以上に渡り
高級パンを作り続けているパン屋カメリヤ