ブリオッシュ特集vol1.〜フランス発祥のパン〜2017.03.18
ブリオッシュとは、フランスの菓子パンの一種です。あまり馴染みがないかもしれませんが、写真の形を見れば「あー、これのことか」とピンとくるかもしれません。パン屋さんに並んでいるのを見たことはあるけれど、食べたことがない方に今日はブリオッシュがどんなパンなのかご紹介したいと思います。
リッチな配合のブリオッシュ

ブリオッシュは最もリッチな配合の生地で作るパンだと言われています。つまり、バターや卵、砂糖を贅沢に使っているということです。かと言って甘いパンかというと必ずしもそうではありません。フランスではフォアグラやソーセージと合わせて食べることもあります。このようにブリオッシュと一口に言ってもバター、卵、砂糖の配合は様々なので、味や食感も様々です。それぞれに名前が分けられていて、砂糖の多いものはブリオッシュ・シュクレ、バターを織り込んだものはブリオッシュ・フィユテと名付けられています。
形はひとつだけじゃない

さらに、形も一つではありません。写真のような形はブリオッシュ・アテートと呼ばれ、アテートは「頭」を意味し、フランスの寺院の行事や儀式に用いられたのが始まりで、僧侶をモチーフにした形だと言われています。
ちょっとこの名前の由来は意外で驚きました。ブリオッシュ・アテートのほかにもブリオッシュ・ムースリーヌといって、円柱型の形もあります。名前の由来が日本で着物や長襦袢に使われていたモスリンという織物に例えられるほどやわらいかい食感が楽しめます。やわらかいパンなのでスライスしてサンドイッチのパンとして使われることもあります。リッチなサンドイッチに仕上がりますね。ブリオッシュ・ムースリーヌは丸いのが特徴ですが、食パンのように四角いブリオッシュもあります。それがブリオッシュ・ナンテールです。ブリオッシュ・ナンテールはパリ西郊外のナンテールという町にちなんで名付けられました。
このようにブリオッシュには様々な味や食感それから形があることが分かりました。
ブリオッシュの食べ比べをして、その日の気分や料理に合わせたブリオッシュを選べるようになると華やかな食事を楽しめそうです。
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