地中海の朝を彩る!フティーラ
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世界のパン図鑑

地中海の朝を彩る!フティーラ2019.08.28

イタリアの南側、地中海に浮かぶ夢のような島、マルタ共和国。

エメラルドの海と、中世ヨーロッパの面影を残す街並み。巨石の神殿があるという、魅力的な楽園です。この島に、おいしいパンがありました。
その名は〜フティーラ〜

今回は絶景の島で生まれた「フティーラ」の特集です。

絶景の中で食べたい!フティーラ

引用元:出典 ヤマザキ

チュニジア語「丸くて薄いもの」という意味がある、フティーラ。

冬でもあたたかいという、地中海の島「マルタ島」は、日本の淡路島の2/3ほどの土地しかないという、小さな島国。

その小さな楽園で食べるパンは、とてもおいしい! との噂なのです。
フティーラは、外側がハードに堅く、中はふわふわなパン。

フティーラは、ドーナツ形の伝統的なパンなのですが、実はさまざまな種類がありました。イタリアンピザタイプもあれば、水平に切ったサンドイッチタイプのバージョンもある。

ピザタイプのフティーラは生地がパンなので、モチモチしていて絶品なのです。ピザトーストにも馴染みのある日本人の舌には、合うのではないでしょうか? 一度、食べてみたいですね♬

貴重な水が生んだ、奇跡のパン

神秘の遺跡と、澄んだ翡翠色の海に囲まれた島、マルタでは
パンも海辺で愉しむ人も多いのだとか。

旅人も絶賛するという「フティーラ」、そのおいしさの秘密は「水」にありました。
水に乏しいマルタでは、海水を淡水にチャージして、飲料水にしているのです。

夏は雨が一滴も降らないこともある、という珍しい風土ならではの知恵なのですが、ほのかに塩分が残っていて、あまりおいしい水ではないようです。

ところがこの塩分のある水でパンを焼くと、絶妙においしいパンへと変わるのでした。不思議ですよね。マルタの水で紡いだからこそ、独自のあじわいが生まれたんですね。

ピザタイプのフティーラ

生地がパンのタイプのフティーラも、現地では人気でした。
ピザよりもっちもちで、生地にチーズやじゃがいも、トマトや肉などをトッピングして焼くのだそうです。チーズは「ゴゾチーズ」呼ばれるヤギの乳でつくったチーズなんですよ
。かわってますよね♬

サンドイッチタイプは、円形のマルタのパンを水平にカットして、サンドしていくタイプが主流。

サンドイッチのフティーラで定番なのは「ツナのフティーラ」です。
オリーブオイルやドライトマトを切り込みに塗って、ツナサラダ、グリーンサラダ、豆のサラダをはさんで食べます。

ピザタイプ、サンドイッチタイプ、どちらもおいしいマルタ島のフティーラ。地中海の宝石と呼ばれる場所には、しあわせな味のパンがあったのでした。

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愛知県で30年以上に渡り
高級パンを作り続けているパン屋カメリヤ