シナモンロール特集vol1.〜北米発祥のパン〜2017.02.16
シナモンロールと聞くと思い浮かぶのは「Cinnabon」。
シナボンとは、1985年にアメリカのワシントン州シアトルで誕生したシナモンロール専門店。日本に初上陸したのは1999年。ブームは長く続かなかったものの、再び2012年に再進出しています。
そのほかにもスターバックスでもお馴染みの定番商品なのではないでしょうか?
シナモンロールの発祥はスウェーデン
では、シナモンロールはアメリカ発祥のパン?と思いきや、生まれはアメリカではなくスウェーデン。
第一次大戦後、小麦粉が砂糖が入手しやすくなったのをきっかけに、パン職人が発案し販売を始めました。
スウェーデンではシナモンロールがパンやお菓子作りにおける最高のシンボルということで、シナモンロールの日(10月4日)があります。
そのほかにもスウェーデンでは女性の料理の腕は、ミートボールとシナモンロールを見れば分かると言われるほど、馴染みの深い食べ物なのです。スウェーデンのシナモンロールはパン生地の中にカルダモンという香辛料が入っているのが特徴です。カルダモンはショウガ科の植物で、「スパイスの女王」と呼ばれる高貴な香りと表現される香辛料です。
シナモンロールの形やトッピングも様々
シナモンロールの生まれはスウェーデンですが、北欧や中央ヨーロッパでも有名なパン。
その形や大きさも様々で、カタツムリ型もあれば、ねじり型や編み込み型などもあります。さらに上で紹介したシナボンのように、焼きあがったパンの上にアイシングと言われるペーストを塗られたものもあれば、北欧ではざらめのようなニブシュガーが振りかけられているのが主流です。このようにトッピングも様々。ほかにもアイシングのペーストにクリームチーズを加えたものや、スライスしたアーモンドやりんごジャム、レーズンやオレンジピールを練り込ませるなどアレンジも様々です。
アレンジの幅が広がるシナモンロールは手作りするのも楽しそうです。パン生地を平たく伸ばし、お好きなトッピングを乗せてくるくるローリング。おやつにもぴったりなシナモンロールはおもたせに最適です。
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