パラタ〜インド発祥のパン〜
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世界のパン図鑑

パラタ〜インド発祥のパン〜2018.10.09

インド料理、「パラタ」を知っていますか?
一見すると、チャパティそっくりのパンです。

パラタとは、小麦粉でつくったチャパティの生地をのばし、何層にも折り重ね、うすーく伸ばして焼いた食べ物のこと。
最近は、業務用スーパーのパラタがけっこう、うまい!と評判で小さなブームになっているのだとか。今回は小腹ふくらむ!インド発祥のパン、パラタの特集です。

ナンとは違う、パラタだけの魅力

パラタは、調べても発祥が明らかではないのですが、インドやアラブ地方で古くから愛されている伝統料理の一つ。

インドの一般的なレストランでは、朝ごはんにパラタを食べることが多いのだそうです。一枚一枚は、とても薄いパンなのですが、食べると腹持ちがよいので、朝食にはぴったり。
パラタには種類が豊富にあり、定番のパラタもおいしいですが、野菜を練りこんで焼くタイプのパラタも、なかなか通な味でいけますよ。ご紹介しましょう。

いろんな味で楽しむ!パラタ

パラタと一口にいっても、様々な種類があります。
作り方はというと
チャパティを薄く伸ばし、「ギー」というインドのバターオイルを塗り、折りたたむことを繰り返して、層の中にまたギーを練りこみ、薄く伸ばして焼いたものがパラタになります。

ここで、個性的なパラタをご紹介しましょう!

【いろいろなパラタ】

・アールー パラタ
じゃがいものパラタ

・ピャーズ パラタ
タマネギのパラタ

・フールゴービー パラタ
カリフラワーのパラータ

パラタのおいしい食べ方

パラタはインドの現地で食べると、だいたい一枚50円くらいだそうです。なんと、コスパ最強の朝食なのでしょうか。
モチモチして優しい味なので、そのまま食べてもおいしいし、ナンのようにカレーにつけて食べたりするのもアリですよ。

また、柔らかいクロワッサンのようなパラタもあります。
フルーツを挟んで食べれば、ちょっとしたスイーツのような味わいで楽しめます。
ピザのようにチーズを乗せて焼いたり、肉や野菜を挟んでゴージャスな夕食の一品としても活躍しそう。

芯のある、もっちりとしたパンなので、自分好みのアレンジで食べ比べてみたくなりますね。
日本ではマイナーなパン「パラタ」。
最近ですと業務スーパーでも手に入るそうなので、手軽にごはんの一品として召し上がってみてくださいね♪

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