日本発祥のパン〜コロッケパン〜2017.12.31
お肉屋さんのジューシーなコロッケを、柔らかいコッペパンではさだんコロッケパンは、
もう最高においしいですね!
アツアツのままかぶりつくと、昔懐かしい味がします。
今回は意外と知らない、コロッケパンの起源に迫ります!
コロッケパンは、銀座生まれ
発祥は創業、昭和2年のチョウシ屋です。
今でも歌舞伎座の裏手に店をかまえる、人気の揚げ物屋さんで、店先には「元祖コロッケ チョウシ屋」という、赤いのぼりを掲げています。その名の通り、コロッケパンの元祖!
今でも昔ながらの味をそのままに伝え、発売されているコロッケパンは、食パンではさむタイプとコッペパンではさむタイプの2種類が選べます。お値段は300円。
ここのコロッケパンは、揚げたてホックホク!
その懐かしさ×おいしさで今でも大人気なのです!
コロッケの起源は、クロケットから
時は明治の文明開化。
黒船がやってきて、日本に西洋料理ブームの波が一気に押し寄せてきました。
この時コロッケの起源となった、フランス料理の「クロケット」という食べ物が外国から伝来しました。
クロケットはホワイトソースがベースのコロッケでした、今でいうクリームコロッケですね。
ところが、日本では乳製品の加工技術が普及していなかったのです、そのため日本人好みの味つけの、じゃがいもを使ったコロッケが発明されました。これが、コロッケの起源となったと伝えられています。
日本人は炭水化物がお好き
コロッケはやがて大ブームを起こし、
大正時代の「三大洋食」と呼ばれるほどに成長します。
大正5年には民間の料理の本に、洋食の雰囲気かおる、コロッケのレシピが登場します。そのレシピで作ったコロッケは、もう現代のコロッケと変わらない形をしていました。
本格的に「安くておいしい、おかず」として一般に普及したのは、関東大震災の後から。
コロッケの唄ができるほど、大衆の味として浸透しました。
昔ながらのおいしさを今も伝える、コロッケパン。
銀座に立ちよる機会があれば、元祖の味をいちど味わってみたいものですね!
【コロッケ発祥の店】
店名 チョウシ屋
住所 東京都中央区銀座3-11-6
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