高級レストランでパンのおかわりはOKか?2017.11.10
特別な日のフランス料理。
うれしい反面、マナーがとても気になりますね。
パンは最初にお皿に置かれている場合と、接客係が運んでくる場合の2パターンあります。「パンをもっと食べたいな」と思った時、おかわりをお願いするのは、アリでしょうか? 今回は意外と知らない、パンのマナーについてお答えします。
今さら聞きたい、パンのマナー
最初からパンが出てきた場合は、スープ登場のタイミングで、すぐに食べてかまいません。
接客係がパンを運んでくるスタイルの時は、好きなパンを手で取って、左側にあるパン皿におきましょう。パンのお皿がない時は、テーブルクロスの上に直に置いて大丈夫です。
また、パンのお皿がないのはけして「置き忘れ」ではありません。
17世紀のイタリアやフランスでは、純白のテーブルクロスをお皿の代わりにしていた、という歴史がありました。パンをテーブルクロスに直接置くのは、上流階級の証であり特権であるという昔の名残があります。パン皿がない場合は、自信をもってテーブルクロスの上にパンを乗せていただきましょう。
パンのおかわり、アリかナシか
さて、ここで今回のテーマです。パンのおかわりはOKでしょうか?
正解は、OKです。
パンはいくつ食べても大丈夫! 好きなだけいただきましょう。パンがなくなった時点で、ウェイターが持ってきてくれると思います。もし来てくれなかった場合は、ひと声かければ、おかわりをいただけますよ。
ただし、食べ方にもマナーがありました。こちらも合わせて伝授いたしましょう。
ナイフで切るのはマナー違反
ナイフとフォークがあるのですから、使いたくなりますよね。ですが、ナイフでパンを切るのはマナー違反になります。
手でちぎっていただくのが、正式なマナーです。素手でつかんで、一口サイズにちぎって食べましょう。
【NGな行為】
・ナイフでパンを切る
・パンを直接かじる
【正しいマナー】
・一口サイズに、手でちぎって食べる
バターを塗る順番にセオリーが
バターを塗る順番にもマナーがあるのです。
ここで、わかりやすく一覧にしてみました。
【NGな行為】
・バターを塗ってから、パンをちぎる
【正しいマナー】
・パンをちぎってから、バターを塗る
例外として、トーストだけは先にバターを塗ってから食べても大丈夫です。
パン一つとっても、これだけのマナーがあるんですね。
マナーにも歴史と意味がありますので、しっかり覚えて特別な日の料理をたのしく味わいましょう。
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