サルテーニャ特集vol1.〜ボリビア発祥のパン〜2017.04.25
南米ペール、チリと隣接するボリビア。私たち日本人にとっては「ウユニ塩湖」が有名なスポットでしょう。
今回はウユニ塩湖で有名なボリビア発祥のパン「サルテーニャ」について解説してまいります。
ボリビア人とサルテーニャ
ボリビア人は朝食をサルテーニャでとるのが日常です。早朝に公園や道ばたで作り立てを販売している店が多く見られ、正午までには売り切れていることがほとんどだそうです。
現在ではその美味しさに魅了され、アルゼンチン、ブラジル、ペルー、チリなどでも販売されています。
サルテーニャの名前の由来
サルテーニャを初めに作ったのが、1900年代初頭のアルゼンチン人作家であるフアナ・マヌエラ・ゴリーティであると言われています。彼女はアルゼンチンのサルタ州出身で、
「サルテーニャ」はサルタ出身と言う意味だそうです。
そのため、彼女が作ったパンが有名になって時から彼女が作ったパンを
「サルテーニャ」と呼ぶようになったのです。
その後、フアナ・マヌエラ・ゴリーティはマヌエル・イシドロ・ベルス大統領と結婚しました。
サルテーニャの食感
サルテーニャは餃子のような姿をしています。そのクッキーのようにサックリとした生地にかぶりつくと、中からはジュワッとスープが溢れ出してきます。まるで餃子のようですね。
一気に口に入れると火傷してしまうので、一口かじったら少しスープを飲み、
また一口かじったらスープを飲みを繰り返すのがコツです。
日本ではあまりお目にかかれないサルテーニャですが、
南米の方に旅行に行かれる際は、ぜひ一度頬張ってみてくださいね。
RECOMMEND
おすすめ記事
-
名古屋で業務用高級パンを作り続けて30年のカメリヤ2016.09.23
-
130年前からパン食い競争があった!2018.11.01
-
ゼロから知りたい!どら焼きの秘密2020.04.03
-
空海が伝来!蒸しパンの歴史〜中国発祥のパン〜2019.02.01
-
世界一のピッツァ職人監修の味を、カメリヤで!2022.08.18
RANKING
ランキング
CATEGORY
カテゴリ
Copyright © 2019 愛知県名古屋の業務用パン・卸専門の株式会社カメリヤ
All Rights Reserved.