シュトーレン特集vol1.〜ドイツ発祥のパン〜2017.01.25
ドイツは、フランスやイギルスに比べてパンのイメージが薄いかと思いますが、実はドイツは世界一パンの種類が多い国と言われています。ドイツパンでは、一般的に「ライ麦」を使ってパンを作ります。ドイツパンの味の特徴は、ライ麦独特の味わいがかめばかむほど口に広がり、一度食べると印象に残るパンです。
そんな実はパン大国のドイツでもっとも世界中に支持されているパンの種類が『シュトーレン』です。
今回はドイツ発祥のパン『シュトーレン』について触れていきたいと思います。
ドイツ発祥のシュトーレン
シュトーレンはドイツのザクセン州で広がったパンですが、起源は14世紀の1329年、ナウムブルクの当時の司教へのクリスマスの贈り物であるとされています。そのため、今でもシュトーレン=クリスマスのパンというイメージが根付いています。
シュトーレンの語源は、ドイツ語で「坑道」を意味し、トンネルのような形をしていることからこの名前がつけられました。
日本にシュトーレンが上陸
日本ではじめて製造・販売したのは福岡の千鳥饅頭総本舗と言われています。1969年、当時饅頭屋だった主人の息子がドイツから持ち帰ったレシピから作り始めたのがきっかけでした。
ドイツでは14世紀から食べられていたシュトーレンですが、日本に来たのは650年後のようですね。鎖国政策の影響もあるでしょうけど、現在の私たちからすればネットは脅威だなと改めて思います。今では世界中のパンをSNSで検索すれば簡単に見つけることができますものね。
ドイツではシュトーレン祭が開催
ドイツのザクセン州ドレスデンでは、毎年巨大なシュトレンがパレードするシュトーレン祭が開催されています。
次回の記事ではシュトーレン祭の模様について書きたいと思います。お楽しみに!
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