フランスのパン〜シャンピニオン〜2018.01.13
シャンピニオンは、フランス語で
「西洋キノコ」という意味を持つパンです。
その名の通り、カタチがキノコに似ているため、この名前がつきました。コロンとしたかわいいフォルムが、確かにキノコに似ていますね。今回はフランスを代表するパンの一つ、シャンピニオンの特集です!
シャンピニオンの特徴
フランスパンの中でも、有名なパンの一つ
「シャンピニオン」
このパンの特徴を、まとめてみました。
・大きさは小ぶりで、6㎝〜8㎝
・上のカサ部分と、下部分の食感がちがう
・材料はバケットと同じ
・フランス料理にも登場する、ポピュラーなパン
ざっくり説明すると、こんな感じです。あの独特のカタチの謎については、下でご説明しますね。
2つの食感がたのしめるパン
シャンピニオンの独特なカタチには、理由があります。
上の傘の部分と、下の部分を別々につくりあげて、最後にくっつけて焼くのが大きな特徴です。
最初に生地を2つに分け、1つはクルクルと丸めて、下の丸い玉のような部分を作り。
もう1つは麺棒で平たく伸ばし、それを先に丸めた生地の上に乗せるのです。
そのため上と下で、まるでちがう食感がたのしめます。
傘の部分はカリッとして香ばしく、丸い部分は見た目どおり食べ応えがあり、中はフワッと柔らかくおいしいのです。2つのちがう食感を同時に楽しめるのが、このパンのポイントです。
シチューパンにしても、おいしい!
シャンピニオンの食べ方の1つとして、この食感の違う傘の部分をちぎり、下のパンの中身をくり抜いて、シチューを入れる「器」として使うことがあります。
まさに「ポットシチューパン」!
熱々のホワイトシチューもいいですが、ビーフシチューを入れてもおいしいですよ。
お好みのグラタンを入れて、チーズをかければ、とろ〜りカップごと食べられる本格的グラタンパンの出来あがり。華やか×かわいい一品になるので、クリスマスや、ちょっとしたパーティー料理にも活躍しそうです。
フランスパンの保存方法
パン屋さんでついつい、買いすぎてしまって困ったことはありませんか?その日のうちに食べられなかったという事、ありますよね。せっかく買ったフランスパンですから、おいしい保存方法を伝授いたしましょう。
翌日までに食べる時
香ばしさとカリッとした歯ごたえが魅力のフランスパンは、焼きたてか、少し冷めた頃が食べごろです。
だけど残してしまう時もありますよね。翌日までに食べる場合は、紙袋を二重にして保存しましょう。なるべく空気に触れないようにラップに包んでから紙袋に保存すると、カリッとした食感を保ったままのパンが楽しめますよ。
次の日以降に食べる時
フランスパンは買ってから1日たってしまうと、外側のパリパリ感がなくなってきます。次の日以降もおいしく食べたい場合は、新鮮なうちに冷凍保存がオススメですよ。
1、食べやすい大きさにカット
2、ラップでぴったりと包んでビニール袋に入れ、冷凍します
この保存方法であれば、1週間はおいしく食べられます。
冷凍したフランスパンの解凍方法
さて、冷凍したフランスパン。
解凍しておいしく食べるには、どうしたらいいでしょうか?この方法がオススメです。
1、ラップをつけたまま、自然解凍
2、解凍を待っている間にオーブントースターを温めておく
3、30分ほどたったらラップを取り、霧吹きなどで表面を湿らせる
4、食べやすい大きさに切り分け、アルミホイルに包み、ホイルで温めると、焼きたてのようなおいしいフランスパンが食べられます。
せっかく買ったフランスパン、正しい冷凍、解凍方法をマスターして、時間がたってもおいしく頂いてくださいね!
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