パン屋のパンと量販店のパンの違い2017.01.07
パンを買うにはわざわざパン屋に行く必要もありません。
スーパーなどの量販店でついでにパンを買う人もいるでしょう。
パンに興味のない人は、パン屋に行ったこともないかもしれません。
そのなかでも、パン屋なるべくパン屋で買いたい!
私はパン屋のパンしか食べない!
と言ったパン好きの方もたくさんいるのです。
それでもわざわざパン屋に行って、パンを買うのに何の意味があるのかお分かりでしょうか。
今回はパン屋のパンと量販店のパンの違いについて触れていきたいと思います。
量販店のパン
現在スーパーやコンビニどこに行ってもパンが売っています。それどころか薬局や駅のホームなどどこでも購入できます。そのため普段からパンを食べている人も、パン屋ではなく量販店のパンを食べている人の方が多いかと思います。
でもパン好きの人から言わせれば、パン屋のパンと量販店のパンは全く違うと言います。
パン好きの人の中には、同じテーブルに並んだ2つのパンを食べて、どちらが量販店のパンで、どちらがパン屋のパンかわかるそうです。つまり味違いがはっきりと違うということです。
原材料表示
パン類に限った話ではないですが、スーパーなど量販店に並ぶ商品には原則、使用されている原材料と添加物はすべて表示しなければなりません。ほかにも、アレルギー物質、消費期限か賞味期限、製造者の住所・氏名などを表示しなければならず、安全を維持するためにも保存料が使用されているものが多いのが特徴です。
一方パン屋のパンは、食品表示の対象外になります。パン屋のパンは保存料を使用せず、店員がパンを管理しているのでいつでも新鮮なパンが食べられます。しかしながら、逆に原材料や添加物、栄養成分がまったく表示されていないパン屋のパンは、安全で安心できるとは限らない点もあります。
パン屋のこだわり
量販店で並んでいるパン屋は量産化を叶えるために機械式で製造されていることがほとんどです。一方パン屋のパンはその日お店に来るお客様の数に合わせて職人が作っているので手間暇かけて人間の手で製造されています。値段で言えば量販店の方が安いですが、美味しいパンを食べたいと思われる人にとってはパン屋に行くことをお勧めします。
参考:・美味しいパン屋さんの見分け方
パンに限った話だけでなく、量販店と専門店では違ってきますよね。極論、値段をとるか中身をとるかの論点になってきそうです。量販店の惣菜コーナーに売ってるお好み焼きとお好み焼き専門店ではその美味しさの違いははっきりしてますよね。パンもそうです。焼きたてのパンをスーパーで買うことは難しいですが、その分、お目当てのパンが品切れになっていることは少ないです。
パン好きの人が「量販店でパンを買う理由がわからない」という言葉も理解できますし、とはいえ量販店でパンをたくさん買って大勢で食べるのも楽しい時間になりそうです。
どちらにも用途がありますので目的別にその日の気分でどっちで買うか決めてみてくださいね。
お読みいただきありがとうございました。
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