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コスパ最強!ロシアパン2018.09.26
「ロシアパン」を知っていますか?
それは、ほんのり昭和の香り漂うロングセラーパンのこと。

ロシアパンは、ヤマザキパンが創っていて、昭和23年からヒットしているロングセラーパンなんですよ。今回は、ロシアパンの由来を紐解いてみましょう!
ロシアから参上!ロシアパン
隠れファンが多いという、「ロシアパン」。
元はロシアで古くから食べられていたパンを模倣して、つくられたパンです。

ヤマザキ創業当初の昭和23年から、コスパ最強のパンとしてヒットし続けています。丸みのあるコッペパンには表面に凹みがあり、マーガリン×砂糖が乗っていて、お腹ほっこり満足できる菓子パンです。ふわふわ食感と、サイズが大きいのが特徴で、価格も安いことから今でも不動の人気パンの一つです。
かつてのヒット商品、大ロシア

1966年(昭和41年)に、ロシアパンよりさらに大きい「大ロシア」が大阪にて発売されました。
これがすっごく大きくて、コスパ最強!
幅25cm・長さ40cmに、重さ約450gという普通サイズの菓子パンより、約4.5倍おおきなサイズのパンなので、迫力がありますね。
ボックスティッシュくらいの大きさですよ、デカイ!
サイズは巨大ですが、味はふつうのロシアパンです。牛乳といっしょに食べたら、おいしいと噂のパンでした。
ただこのロシアパン、カロリーが1200kcalあったそうです。1日の摂取すべきカロリーの半分を、このパン一個でまかなってしまえるなんてケタ外れですね。
当時、爆発的なヒットになったそうで、未だに根強いファンからの復活を望む声があるそうです。安い、デカイ、ウマイ!コスパ最強のパンなので、今でも好きな人がいるのはわかりますね。
日本初のロシアパン

日本で初めてのロシアパンのお話をしましょう。
大正6年、中村屋という老舗の食品メーカーから発売されました。
初代ロシアパンは、ギリシア系ロシア人「キルピデス」というパン職人の手から生まれました。実は大正6年にロシア革命が起こり、多くの技術や職人がロシアを離れたのです。キルピデスもその一人でした。
写真のパンは柴犬くらいありますね、なんとビッグサイズ!
ディスプレイ用のロシアパンで、「バトン」という名がついていました。ちょっと重量感がありますね、迫力です。
いかがでしたでしょうか?
ちょっと懐かしく、レトロでおいしい「ロシアパン」。隠れたファンも多いということなので、見かけたら裏に秘めた歴史を、こっそり想いだしてくださいね。
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