フランスではバゲットを斜めに切らない
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パンの知識・教養

フランスではバゲットを斜めに切らない2017.11.19

お店で、フランスパンを食べる時。
日本では斜めスライスで登場することが、多いですよね。
実をいうと、本場フランスでは斜めに切る方が珍しいのです。フランスでは「まっすぐ」に切るのがスタンダード。今回はなぜ、バゲットを斜めに切るのが日本で定着したのか?という不思議を、ひも解いていきましょう!

ななめ切りの理由が知りたい

引用元:出典 ハード系食事パン専門情報サイト pan-ya.com

フランスパンの切り方には、実はたくさんのバリエーションがあります。輪切り、ななめ切り、タルティーヌ切り(縦にブツ切りした後、横にスライスする)など、存在します。それぞれに食感がかわって、おいしいのですが、どうしてその中でも「ななめスライス」だけが、日本で大ブレイクしたのでしょうか?
その仮説はこちらです。

仮説,1 アメリカ人の影響

「日本に来たアメリカ人が、斜めに切っていたから」という説が、一つあります。

例をあげますと、パスタも本場イタリアでは、食べるときの正式なマナーとして、スプーンを使いません。
ところが、日本でパスタを食べるときには、スプーンを使うことの方が多いですよね。これは日本にきたアメリカ人が、パスタを食べるときにスプーンを使っていたので、その影響だと言われています。アメリカの影響で「常識」として定着したことは、現在までとても多いので、この説は有力ですね。

仮説2,日本のフランスパンが固いから

フランス語で「杖、棒、剣」という意味をもつ「バゲット」。
昭和の頃のフランスパンは、今よりも固くて歯が折れそうなほどの強度があったと記憶しています。それに比べれば、平成のバゲットは昔より柔らかくなりました。
なので仮説として「昔のフランスパンが固かったから、薄く斜めにスライスして、食べやすい方法で切るようになった」という説があります。

こんなに違う! フランス人の食べ方

現在、日本で定着したバゲットの「ななめ切り」
他にも説はありますが、フランス人の一般的なフランスパンの食べ方はこうでした。

・フランスパンはトーストしない
・バターは必ず塗るものではない
・フランスパンは、香ばしい皮をたのしむもの

ずいぶん、日本人の食べ方と違いますね。
細長く切ってスティックタイプで食べたり、厚い輪切りにしたり。いろんなバリエーションで食べてみましょう!日本の食べ方だけでなく、本場の食べ方にも触れてみることで、楽しみも増えるかもしれません。

bnr

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