ザルツシュタンゲン特集vol1.〜オーストリア発祥のパン〜
  1. ザルツシュタンゲン特集vol1.〜オーストリア発祥のパン〜

世界のパン図鑑

ザルツシュタンゲン特集vol1.〜オーストリア発祥のパン〜2017.05.02

今回はオーストリア発祥のパン、ザルツシュタンゲンをご紹介します。少し前から流行っている塩パンもこのザルツシュタンゲンがルーツとなっていると言われています。オーストリアと言えば、音楽の都ウィーンを思い浮かべます。オーストリアでハプスブルグ家が皇帝を治めていた13世紀、音楽の発展だけでなく、食文化も大いに育まれ、数々のパンの製法やたくさんの種類のパンが考案されました。

ザルツシュタンゲンはどんなパン?

オーストリアで有名なパンとして知られている「カイザー・ゼンメル」というパンをご存知でしょうか?ザルツシュタンゲンはこのカイザー・ゼンメルと同じ生地で作られています。カイザーゼンメルは、丸い形をしていて、ザルツシュタンゲンはロールパンを細長くしたような棒状の形をしています。カイザーゼンメルはサンドイッチのパンとして食べられることも多いですが、ザルツシュタンゲンは、表面に岩塩やキャラウェイシード、アニスシードがまぶされています。ザルツシュタンゲンのザルツというのは「塩」、シュタンゲンとは「棒」を意味しています。塩味が効いていて、表面はパリパリ、中はもっちりとした食感のザルツシュタンゲンは、クセがないので、ハムやソーセージ、肉類と相性がよく、昔から本場オーストリアではビールに合う食べ物として愛されています。

カイザーゼンメルのレシピをご紹介
参照サイト

材料<6個>
A準強力粉 175g
Aライ麦粉 25g
A砂糖 5g
A塩 3g
Aインスタントドライイースト 小さじ2/3
A牛乳 82g
A水 60g
A無塩バター 12g
溶き卵 適量
岩塩 適量
有塩バター 適宜

作り方
1:Aを合わせて手捏ねで生地作り。濡れ布巾をかけ、1次発酵(もしくはHBで1次発酵までお任せ。その場合バターはミキシング開始8分で投入)。
2:6分割してしずく型にし、濡れ布巾をかけてベンチタイム10分。
3:底辺10cm×高さ20cmの二等辺三角形に伸ばす。
4:底辺から巻いてとじ目を留め、先端を軽くカーブさせて三日月型にする(有塩バターを入れる場合はここで巻き込む)。濡れ布巾をかけ、あたたかい場所で2次発酵。
5:刷毛で溶き卵を塗って岩塩をまぶし、230℃に予熱したオーブンで15分前後焼いて完成。

食べ頃は粗熱がしっかり取れた頃です。

この4の過程に有塩バター(1つの生地当たり7g)を一緒に巻けば、巷で流行っている塩パンに仕上がります。

外はパリパリ中はもっちり、ほんのり塩味の効いたパンは、主役にも脇役にもなれる重宝するパンなので、作り置きして自宅にスタンバイさせたいパンですね。

bnr

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